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レンタルで久し振りに観ました。 何度も借りてみているのに飽きることのない実話でもあるこの作品。 ジュリア・ロバーツ演じるエリン・ブロコビッチは3人の幼い子持ちで、現在借金持ちの無職。 その上ある日車を追突されて、訴訟を起こすのだが敗訴してしまう。 絶対的に自分が悪くなかった事を弁護士に訴え、それを理由に法律事務所で強引に働き始める。 ファイル整理の仕事をしていて気になる書類を発見したことをきっかけに、ロサンゼルス郊外の小さな沙漠の町で、工場からの有害物質流出のせいで近隣の住民達が病に掛かっているという事実を知る。 放っておけないエリンは、自分の足で現地に向かい、真正面から問題を解決していこうと奮闘する、女性の実話。 何がすごいって、エリンは弁護士でもなければ調査員でもなく、ただの母親だったから。 汚染に悩む住民を放って置けないが為に、危険な地に自ら足を運び、わざわざ各家庭に訴訟を起こす呼びかけをしてゆく。 そんなのって自分には到底できないと断言できます・・。 住民は諦めかけていたけれど、エリンの熱い思いに応えて立ちあがる。 住民と、味方になってくれた弁護士のエド、子供たちの面倒をみてくれる隣人のジョージ。 皆の力を借りてエリンは工場を所有する巨大企業と集団訴訟を起こし、勝訴する。日本円にして350億円という、前代未聞の破格で。 エリンが動かなければ解決しなかったであろう問題だったでしょうね。 ちなみに彼女にも破格のボーナスがエドから送られるんですが、それは結果としてであって、エリンはその事の為に戦ったわけではない。 彼女はきっと同じように子供を持ち、不憫な暮らしをしている住民達を守りたかっただけなのでしょう。 エリンの、美貌を武器にした小気味の良い快活さや真剣さ、母親として譲らない強さに、爽やかな感動を覚えます。 そうそう、ウェイトレス役でエリン・ブロコビッチ本人が出ているのでよく観てくだいね! \( ̄v ̄)/
by orange-chocolate
| 2005-08-31 21:48
| Movie
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